「じゃぁ、どうすれば、そんな先生を見つけられるの? 私は医療関係者でもないから、回りの口コミで判断するしかないでしょう、、、お医者さんのお友達もいないし、、、」
と思われますか?いえ、それは少しの手間を掛ければ意外と簡単に見つけられます。
基本は、ウェブサイト(ホームページ)の閲覧なのですが、コツがあります。
先ず、最初に気をつけたいことは、各病医院のHP中の、最新の、経験豊富な、熟練した、専門の、技術の高い、などの文言は、有っても良いのですが何も意味がないので読み飛ばして結構です。経験が2年でも「熟練だ」と主張すれば、それは通る話です。
本当に専門性や高い技術を示したいのなら、客観的な材料が簡単に書けるはずなのです。それは、院長の講演実績、論文実績、特に手術をアピールするのなら、その手術に関するものです。これなら、単なる自己アピールではなく、他の医師、他の専門家が認めている(少なくとも、その時点では認められていた)と言うことなので、わざわざ「専門の」「熟練した」などと書かなくても、その必要がないわけです。
先の野球で例えますと、○年:本塁打王、○年:首位打者、○年:打点王と履歴があれば、わざわざ「私は良く打つバッターです」とは書かなくても良いですよね。
ましてや、「専門の」「腕の良い先生」が手術をしにきます・・・・は少し考えれば分かる、おかしな話で、術前後に患者さんに顔を見せられないのは、そういうレベルの施設でしか仕事が無い、下手な証拠です。
時々、「講演や論文と手術の腕は関係がない」という言い訳をする医師がいますが、全くの虚偽です。講演をしているから上手いのではなく、上手いから講演や原稿を頼まれるのです。そして、その中でも、これを言語化して人に伝える技術が高い医師が、もっともレベルの高い手術医と言えます。
今時は、学会でも、解像度の高い手術動画が供覧されるので、同じ眼科医なら、誰が見ても、技術の優劣は分かるので、そこでの評価は最も信頼に足る判断材料です。
ですから、いちばん間違いがなく、レベルの高い手術医を見つけるには、各HPの院長の業績欄をまず最初に見て、比べることです。
さらに、裏技を紹介しますと、専門学会のHPを見てみる。
例えば白内障の手術を受けたいのなら、日本白内障屈折手術学会、緑内障の手術が必要と言われたのなら、日本緑内障学会、黄斑上膜、網膜前膜など網膜の病気の手術を勧められたのなら、日本網膜硝子体学会のHPを見てみましょう。そこには、会員専用ページも有りますが、殆どのページが誰でも閲覧できます。
そして、その中から、役員、組織という所を探してみましょう。そこには、その時代の日本を代表する専門家が名前を連ねています。皆さんのお住まいの地域にその先生がいれば、大いに参考になります。特に緑内障学会には大勢の役員がいますので、力な使用の手術が必要と言われたら、一度そこに意見を聞きに行くのも良いでしょう。
いずれも大切な事は、自画自賛ではなく、他の同業者に認められている、と言うのが一番間違いのない基準になるということです。