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アトピーの合併症としての白内障

20台前後の若い年齢でも白内障が現れることがあり、原因としてアトピー性皮膚炎の合併症の可能性が挙げられています。ここでは、アトピーの合併症としての白内障について、お話しましょう。

 

アトピー性白内障とは

 

アトピー性皮膚炎と白内障に、一体どんな関係があるのかと疑問に思われる方も多いでしょう。白内障は、原因の一つに外傷があります。

 

アトピーになると猛烈なかゆみが発生しますから、我慢できずに目の周りを強くこすったりしてしまうのが、白内障の原因になるのではないかと考えられています。

 

アトピーの原因もハッキリとは解明されていない中、白内障まで発症する可能性があるとなるとどのように注意したら良いか困ってしまうかもしれません。しかし、白内障は早期発見早期対策をすれば進行を食い止めることができるといわれていますから、目の調子が変だと思ったら早めに対策を開始しましょう。

 

アトピー性白内障の対処法

 

アトピー性白内障といっても、原因がアトピーにあるのではないかと考えられるというだけで他の白内障と変わった症状が出るわけではありません。

 

ただし、アトピーの症状が出たときのかゆみは我慢ならないものがあります。薬でかゆみを抑えることができればいいものの、寝ている間ですら我慢できずに体を掻いてしまうこともよくあります。そのため、視力の低下やかすみを感じたら、早めに眼科で検査を受けて白内障ではないかを調べてもらうことをおすすめします。

 

そのうえで、白内障と診断されたら進行を遅らせるための対策をとりましょう。病院では点眼薬で進行を遅らせるという方法もとられていますが、根本的な治療としては手術しかありません。

 

日常的な対策法では、抗酸化物質を食事に取り入れたり、生活習慣を改善するのが効果的だといわれています。アトピーでも食事や生活習慣は重要ですから、白内障の対策と共に気を付けてみる価値はあるはずです。