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白内障の予防方法

白内障は、手術以外では完治する方法がありません。そのため、予防を心がけ、発症してしまったら進行を遅らせるように努めるのが一般的です。ここでは、白内障の予防方法について紹介しましょう。

 

酸化防止

 

白内障は、初期の段階では自覚しにくい眼病です。気付いたときには、かなり症状が進行してしまっているケースも少なくありません。予防するにしても進行を遅らせるにしても、要因となっている問題を軽減させたり解決を目指すことが大切です。

 

例えば、糖尿病が原因で白内障の合併症を起こしているなら、糖尿病の治療に真剣に取り組むことも白内障の進行を遅らせることにつながります。紫外線をはじめとした酸化ストレスを防ぐのも、大いに有効です。

 

食生活や生活習慣を見直して改善したり、なるべくストレスをため込まないようにしたり、禁煙や節酒をするのもよいでしょう。食生活では、抗酸化成分を多く含んだ食品を積極的に摂るのがおすすめです。食事でとりにくい場合は、抗酸化成分を配合したサプリメントで補給するのも便利です。

 

早期発見

 

白内障は、放置しておくと進行する一方の病気です。ただし、放置しておくつもりがなくても、初期の自覚症状が薄いために気付きにくい病気であるのも事実。早期発見をしてすぐに対策を始めれば進行を遅らせることも可能ですが、気付かぬうちに症状が進行してしまい、他の眼病を合併させてしまうようなこともあります。

 

目がかすむ、見えにくい、光がまぶしいなどの兆候が出てきたら、白内障の可能性を疑って眼科を受診してみることをおすすめします。特に、年齢的にも40代に入ったら、白内障になってもおかしくないと考えて眼科で検診を受けてみてはいかがでしょうか。