白内障は喫煙で悪化?
白内障の要因として、喫煙が挙げられています。一度水晶体が濁って白内障になってしまうと、水晶体は元の状態には戻りません。しかし、白内障の進行を遅らせるためには、喫煙をはじめ生活習慣を改善することが有効です。ここでは、喫煙と白内障の関係についてお話しましょう。
喫煙が白内障の原因となる理由
喫煙が白内障の発症に影響を与えるのは、タバコが活性酸素を発生させる要因となるからです。それだけでなく、せっかく抗酸化物質をとっていても、喫煙によって抗酸化成分の減り具合がすさまじく早くなってしまいます。どんなに抗酸化成分を摂取していても、タバコを吸っている限りは活性酸素とのいたちごっこになるわけです。
これでは、抗酸化を試みるのも無駄ですし、喫煙を続ける限り白内障のリスクから逃れられません。予防どころか、白内障の進行を悪化させてしまいかねません。どうしてもタバコは止められないから、他の方法で白内障の進行を遅らせたいというのは甘い考えだと認識しておきましょう。
禁煙や節煙をしながら抗酸化成分を摂取
白内障の予防をしたり、進行を遅らせるためには、禁煙あるいは節煙をおすすめします。理想は禁煙ですが、節煙しながら徐々に禁煙を目指すのもよいでしょう。禁煙すれば、白内障のリスクを軽減させられるだけでなく、全身を健康に向かわせることができます。
禁煙や節煙と同時に行いたいのが、抗酸化成分の摂取です。食事で十分に抗酸化成分を摂取できていればよいのですが、なかなか思うように摂取できないのが現実。
そこで、抗酸化成分を配合したサプリメントを食事の補給に利用するのが便利です。継続して摂取することで、ルテインなどは視力の回復が見られたなどの実験結果もあるほどです。