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運動不足で白内障になる可能性

白内障は、年をとるとなる目の病気と漠然と思っていませんでしたか?

 

確かに加齢は白内障の一因といわれていますが、現代では若年性の白内障も侮れません。40代どころか、20代や30代でも白内障になる可能性があるといわれており、その原因は生活習慣や食生活にあるとも見られているのです。ここでは、生活習慣の中でも運動と白内障の関係を見てみましょう。

 

運動不足と活性酸素

 

白内障の原因の一つと考えられているのが、活性酸素です。活性酸素は紫外線や喫煙などによっても発生しますが、運動不足によっても増加します。運動不足が活性酸素を発生しやすくなる理由は、抗酸化酵素の働きが低下するからです。

 

細胞が酸化ストレスから守られているのは、抗酸化酵素があるおかげ。抗酸化酵素が働いてくれなくなったら、活性酸素の独壇場となってしまうでしょう。

 

あまりに体を動かさずにいると、血流が悪くなって栄養や酸素が全身に行き届きにくくなってしまいます。いくらサプリメントをせっせと摂取しても、その栄養が必要な部位に届かないのであれば意味がありません。

 

体を動かさずに老廃物を溜め込んでしまうのも、活性酸素を増やしてしまうことにつながるでしょう。過剰な活性酸素を排出するためにも、適度な運動をしたほうがよいのです。

 

運動のし過ぎと活性酸素

 

ただし、運動も過剰にやり過ぎるとかえって活性酸素を増やしてしまうことになりかねません。肉体的な疲労が活性酸素を生むように、運動のし過ぎも健康を害する可能性があります。

 

もともと運動する習慣のなかった人が、運動を始めてはまってしまうこともあります。そんなとき、無理をし過ぎて運動を続けると、逆効果になってしまうことも。

 

頑張り過ぎてしまう性質の人は、ちょっと物足りないかなと思うくらいで運動を止めておいたほうがいいこともあるでしょう。適度な運動量を自分なりに調整して、継続的に体を動かしましょう。